どうやって多すぎる役員に退任いただいたのか?

起業失敗談

こんにちは。「崖っぷち社長」こと殿木達郎です。
今日は僕を社長に担ぎ上げてくれた役員陣との別れの話です。
いろいろありましたが、そしてあえて〝神輿トリオ〟と呼ばせていただいていますが、X氏、Y氏、Z氏との出会いを抜きに僕の人生は語れません。
そんな愛すべき〝神輿トリオ〟 とのエピソードを書籍から抜粋しました。

さらば! 〝神輿トリオ〟

大阪の〝先生〟事件を契機に、僕は会社の経営をマネーゲームから脱却させようと真剣に考えるようになりました。会社を大きく成長させるためにはマネーゲームが必要なときもあるでしょう。IT社長として、セレブなヒルズ族的生き方も否定はしません。でも、それは僕の生き方に合っていないのです。

僕は、好きな音楽に関わりながら、「才能があるのに世に出られないアーティストをサポート」し、「まだこの世に埋もれている素晴らしい音楽やアートに出会いたい人たち」とを繋ぐ仕事をしたいのです。インターネットの世界はそれを可能にすると僕は信じていたからです。

起業するきっかけを作ってくれたX氏、Y氏、Z氏にはとても感謝していますが、そろそろ会社を次のステージに移行させたいと考えた僕は、会社の血を入れ替えるためにX氏、Y氏、Z氏に会社の経営から退いていただこうと決意したのでした。

なぜ、〝神輿トリオ〟に引導を渡したのか?

起業当時、役員は監査役を入れて十名いました。監査役も含めて、ほとんどはX氏、Y氏の人脈か、経営コンサルタントのZ氏がマネーゲームを展開していく上で役立ちそうな人材を選んでキャスティングされた座組でした。

その中に一人だけ僕が引き入れたA君という若い役員がいました。熱血漢で体育会系のA君は、役員の中で、唯一、仕事の現場を仕切ってくれました。
A君とは、しっかりとタッグを組むことができたので、実質会社は、僕とA君で経営して、あとは実働部隊の若い社員がいれば十分だと思えるようになりました。

会社の売り上げも、地味な仕事ですが、コツコツと積み重ねていけば、社員四人くらい食べさせていけるくらいにはなんとかなるものです(といってもカツカツには違いないのですが……)。

そんなとき、くだんの〝先生〟事件が起きたので、それを理由にX氏にどうしたいか、詰め寄りました。

どうすれば、〝神輿トリオ〟といい関係が保っていけるのか?

続きは、  『崖っぷち社長が教える! ピンチを乗り切る「なぜ?」「どうする?」の使い方』 の98~101ページをご覧ください。

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