神輿に担がれる。

起業失敗談

こんにちわ。価値創造プロデューサーの殿木達郎です。


前回の「人生の最大の失敗は起業だった!」

反響がすごい!
特に経営者の方々から、様々なカミングアウトがDMで届きました。

そうなんです。起業は勢いではじまってしまうのです。逆に用意周到になんて段取っているといつまで経っても起業がはじまりません。

勢いではじめ、そこから無理難題が毎日降りかかり、それを解決しながらバージョンアップをするというか。

いきなり、今日のまとめみたいになってしまいましたが、前回の続編です。
いや、続編どころではおさまりませんが、、

そのTHEプロデューサーとTHE芸能界社長のコンビそして、当時のコンサル会社の上司の3人の神輿に担がれてしまった。

若干31歳の売れないヘビメタドラマーが一瞬にして「社長」になってしまったのです。

もう、その時点でおかしいでしょう。

でも本人はサラリーマンは絶対無理!これから21紀になるし、どうせ「ノストラダムスの大予言で恐怖の大王」が数年後に降臨し、地球が無くなるかもしれないから、だから思い切ってやってしまえ!

というのが、自分を奮い立たせる気持ちではあったのですが、実際は超不安でした。

「社長とかやったことないですし、大丈夫ですか?」

THEプロデューサー「俺は一応エンタメ業界の社長を長年やってきてるから経営はプロだ」

THE芸能界社長「しっかりサポートするから安心してくれ」

コンサル上司「3年後に上場させましょうね!」

こんなはじまりでした。

 「上場??」
 そんな言葉が何か引っかかったのですが、こんな感じで会社設立準備がスタートしました。

いま振り返ると、映画みたいな感じ。役者が揃って。それも各人のキャラたちまくり。

で、なぜ「神輿に担がれたかというと」これは仕組まれたシナリオで、この後、取締役が総勢8名も出てくるという謎な出来事へと続く。

このブログが単なる失敗体験を語っているものでないことが、ようやく明かされてきましたね。自分で言うのもなんですが、こんな貴重な経験したくてもできないですよ!

いまは本当に笑い話で済まされますが、当時は毎日悪夢か不運な現実かわからない状態でこれが、約10年にもわたり手を替え品を替え、色々な出来事に遭遇するんですよね。

失敗:わからないことをはっきりと「わからない」と言えずにうやむやにしたことで、大きな痛手を受けてしまった。例えば、「上場します」なんて意味がわからなかったことで、後でとんでもないことが起きたり。

成功のヒント:当時は、wikiもグーグル先生も発達していなくて、わからないことは、本を読むしかなかった。しかし、本も良いことしか書いていなく、失敗を題材にしたものは皆無でした。今も書店に行っても失敗の本はやはり少ないです。つまりは、そういう本を出せば皆さんに喜んでいただける!自分のような失敗をしなくて良い!ということが今の財産です。

このブログも人気が出れば、書籍化してみたいですね。

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余談ですが、今は事前に色々と教えてくれるセミナーがあるので、先人の経験を学べる場があるので便利です。殿木も講師をやっているマーケティングセミナーのダイジェスト版です。